F5の認定資格の1つである101を取得した体験記を書き留めます
- F5 101について
- 試験対策
- 受験方法
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F5 101とは
F5の認定試験はネットワーク技術やF5製品に関する問題(BIG-IP)が出題される試験です。
F5の認定資格の保有者が一定数いることでF5製品の割引を受けられる場合もあり、会社によっては資格取得を推奨していると場合もあると聞いています。
F5認定資格の中で”101”は1番簡単な資格となり、いわば入門資格です。
詳しくは以下のF5のサイトをご覧ください。
しかし、F5の資格に関する情報や勉強方法の情報は皆無に等しいです。(苦労しました)
そのため、本気記事ではF5 101の試験情報や勉強方法をまとめていきたいと思います。
101試験の詳細
以下に101試験の情報を簡単に記載します。
- 試験問題は英語のみ
- 試験時間は90分(英語がネイティブでない人は120分)
- 試験は選択問題のみ80問で、7割ほど正解だと合格
- 試験会場は少なめ(自分が受けた際は東京2か所、大阪1か所)
- Peason VUEにて試験申し込み
- 受験時は身分証明書が2枚必要(免許+クレジットカードなど)
試験は英語のみで、かつトラブルシューティング系の問題が多い印象でした。
また、試験会場が少なく、日数も少ないため早めの予約をお勧めします。
試験日のキャンセルや変更は数日前まで変更可能なのです(詳細は予約時に要確認)
101の出題範囲・勉強方法
出題範囲
101試験の出題範囲はざっくりと公式サイトに記載があります。
公式サイトに載っている出題範囲の情報をざっくり日本語訳すると
- TMOSのコンポーネントを理解する
- OSI参照モデルを理解する
- BIG-IPにログインし、ログを見ることができる
- ネットワークの基本的なトラブルシューティングができる
- クライアント-サーバ ネットワーキングを理解する
- HTTPのエラーコードを判別できる
- パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いを説明できる
- 一般的なアプリケーションのサービスポートを覚える(wellknown-port)
前述の通り、トラブルシューティング系の問題が多いです(体感半分ほど)
そのため、ネットワークの基本的な理解はマストでしょう
勉強方法
101の勉強をするにあたって、教材や参考書はほとんどありません。
ここが1番苦労するポイントでしょう。
そこで自分が実際に勉強に使った教材を2つ紹介します。
Udemyの講座
1つ目はUdemyの講座です。
講師は日本人ではないので英語になりますが、アジア系?の英語のためある程度聞きやすいと思います。(字幕はあまり正しく表示してくれません)
F5 101 Exam Preparation – Complete Course / Practice Exams
公式模擬テスト
2つ目は公式模擬テストです。
公式模擬テストは”F5 certified”に登録すると別途送られてくるメールから購入することができます。
1回分が$25で、2回分が$40でした。
模擬試験の問題の難易度は、本試験よりも少し簡単だと思います。
模擬試験を受ける最大のメリットは、公式試験と同じUIを使用できることだと思います。
全く同じ画面を事前に体験できるので、本番で操作方法に戸惑うなんてことはありません。
試験を受験するまでの流れ
ここらから試験を受験するまでの流れを記載します。
①f5 certifiedに登録する
まず最初にf5 certifiedに登録する必要があります。
アカウントを作成する場合は、”Sig in”ボタン下の”Create an F5 Certified! account”をクリックし、アカウント作成してください。
テストを予約する
f5 certifiedに登録し、ログインすると試験を予約することができます。
画面の緑枠の部分をクリックし、試験を選択します。
↓該当するテストの緑枠部分をクリックし、Peason Vueに移動します。
Peason Vueでは指示に従って予約を進めましょう。
まとめ
本記事ではF5の認定資格である101の詳細や勉強教材、受験までの流れを解説しました。
なかなか情報源がないため勉強に苦戦すると思いますが、本記事を参考にしていただけると幸いです。
誤植や質問などありましたら、コメントかお問い合わせフォームからご指摘、ご質問ください!
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